4機以上の衛星で衛星測位は可能ですが、安定した位置情報を得るためには、
より多くの衛星が見えることが望ましいです。
しかし、GPS衛星は都市部や山間部ではビルや樹木などに電波が遮られて可視衛星数が減り、
位置情報が安定的に得られないことがありました。
2018年、みちびきが4機体制になると、このうち3機はアジア・オセアニア地域の各地点では常時見ることができます。
みちびきはGPSと一体で利用できるため、安定した高精度測位を行うことを可能とする衛星数を確保することができます。
GPS互換であるみちびきは安価に受信機を調達することができるため、地理空間情報を高度に活用した位置情報ビジネスの発展が期待できます。
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 より